ベンチに急逝した部長のユニフォーム 雲雀丘 一緒に駆け抜けた夏
雲雀丘のベンチには、ユニホームが飾られた。チームを支えた高橋正樹部長が5月に急逝。
18年にわたり二人三脚で率いてきた、烏山貞人監督は「 先生の分までよく戦った」と常に笑顔で前向きな人だった。
葬儀には選手も参列し、以降は烏山監督が 「良き兄貴分、最高の相方だった」 という五つ上の高橋教諭の分も
部長を兼任。
「くよくよしていたら怒られる。先生が納得してくれる戦いを」とこの夏を迎えた。
2021年7月14日 新聞掲載記事より